こんにちは。天道です。
今回は、「オリンピック組織委員会」の”事務総長”を務める武藤敏郎氏を取り上げます。
1年前、とにかく3月からの聖火リレーはやるんだ、と言ってた頃と同じ(状況はもちろん比べものにならない)。
武藤敏郎事務総長「(緊急事態宣言延長について)1カ月であれば想定内で、問題はないと思う」と大会準備に支障はないとの見方を示した。https://t.co/6hrDfOF15M
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) February 2, 2021
同組織の会長を務める森 喜朗氏が女性蔑視の発言をした際、当初は辞任する意向だったと言います。
森さん火に油注いじゃった😂#森喜朗 pic.twitter.com/OuAaMMUhfs
— 渡辺智和 (@mtj0831) February 4, 2021
ところが、その辞任を撤回するように迫ったのが武藤事務総長でした。
そのため、武藤事務総長に対して「余計なことをするな」という批判の声が上がっています。

一体、武藤敏郎とはどんな人物なのでしょうか?
武藤敏郎事務総長が森喜朗の辞任を撤回させる
森会長が辞任を撤回した経緯について「毎日新聞」は次のように報じています。
女性を蔑視した発言を巡る釈明記者会見で辞任を否定した東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は5日、
毎日新聞の取材に応じ、「元々、会長職に未練はなく、
いったんは辞任する腹を決めたが、
武藤敏郎事務総長らの強い説得で思いとどまった」と、会見に至った経緯や舞台裏を明かした。
(2021年2月5日配信)
上記の通り、武藤事務総長を筆頭にして森会長に辞任撤回を迫った結果、会長職の続投が決まったようです。
オリンピックおよびパラリンピックは”平和の祭典”であり、人種・性別などあらゆる差別を超えて国際交流を図ることが目的です。
その代表者である森氏の女性蔑視によって、世界中で批判の声が殺到しています。
新型コロナウイルスの感染・拡大が続いている状況下、ただでさえオリンピックの開催が危ぶまれています。
こうした中で森氏の女性蔑視発言が”オリンピック中止”に王手をかけた形となりました。
世間の反応
森喜朗会長がオリンピック組織委の会長職を辞さない理由について、
同組織委の武藤敏郎事務総長に慰留されたからだと毎日新聞の取材に答えたそうですが、
これが事実ならばオリンピック組織委が組織として完全に腐敗しているのを意味しているので、
森喜朗会長の辞任ではなく組織自体の解体が必要ですね。
その武藤敏郎事務総長も一緒に辞任して下さい
今年の五輪は中止せざるえないから、
組織委員会も解体でいいんじゃない!?
ノーパンしゃぶしゃぶの店はどこ?店名は楼蘭(ローラン)
武藤事務総長の名前を聞いて「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」を連想する方は少なくないでしょう。
ノーパンしゃぶしゃぶ事件とは、1998年に発覚した旧大蔵省の汚職事件です。
旧大蔵省の官僚がノーパンしゃぶしゃぶ店で過剰接待を受けており、汚職で処分された人数は112人にも及びました。
過剰接待に利用されたの「楼蘭(ローラン)」という店でした。
今は貴重なノーパンしゃぶしゃぶ接待が行われた楼蘭のパンフレット pic.twitter.com/7xITYbmSG3
— MOTOGAI (@motogai_chen) November 6, 2015
楼蘭は既に存在しない店ですが、当時は会員制の高級店で一見の客は入店することはできませんでした。
店内ではミニスカート姿の女性が接客しており、チップを払うと”様々なサービス”が受けられました。
旧大蔵省の官僚たちがこうした店で過剰な接待を受けていたことが発覚し、国民から大きな反発を招く事態に発展。
その結果、大蔵省は解体され、「金融庁」と「財務省」に分裂したのです。
ただ、武藤事務総長はこの店で接待を受けたことは1度もありませんでした。
実は、楼蘭で接待を受けていたのは彼の部下たちだったのです。
しかし、当時のマスコミがこの問題を取り上げた際に、武藤事務総長の名前を大々的に報じたことから、「武藤敏郎=ノーパンしゃぶしゃぶ」という不名誉なイメージが定着したというわけです。
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